ページ

2012/06/19

入部して

お疲れ様です。久しぶりにパソコンからブログを書きます。といっても最近書いているのは僕と高見ばかりですねw

新しい出会いが嬉しかった4月が終わり、なんとなくだるかった5月も終わり、明らかに雨がだるさを増す6月も終盤となりました。思い返してみれば一昨年の5月、GW明けに入部して早3年目となります。入部した理由を1つに決めることは出来ませんが、決して「やりたい!!!」と思って入った部活ではなかったことは確かですw

中学の時はサッカーをしていましたが走るのが誰よりも嫌いで、高校では体育会には死んでも入らないと思っていました。塾高は楽だと聞いていたのでw文化系の部活に入るか、NPOなどして楽しく3年間を過ごそう、と堅く心に誓っていたわけです。とはいえ、粗野な気性からか、フラフラと体育会に入ってしまい、ここまで来ました。

やはり17歳前後というのは自分の考えが深まる時期なのか、入学した当初と比べて少し適当に物分かりが良くなったように思います。高校3年ともなると世間一般の高校生は受験に向け必死に勉強しています。たまに化学についてインターネットで調べたりしていますが、掲示板などで高校生がしている質問が何をいっているかさえ分からず、果てしない劣等感を感じることもあります。まぁすぐに忘れますがw

僕も受験勉強をしていた時必死こいて問題を解いていました。見たこともないライバルに勝つため鉛筆を握っていました。ただ最近切に思うのはやっぱりペーパーテストはどこまで行っても「ペーパーテスト」なんだということです。点数というのは公平で、5点ならその分だけ、10点ならその分だけ他人との違いが正確に一目でわかります。僕もその結果に一喜一憂しますが、結局5点違ったところで、例えば数学なら他人より1問多く間違えてしまっただけです。とりあえずそれだけなんです。

さて、上に物分かりが良くなったと書きましたが、もう少し正確には自由な発想が出来るようになった、と言えると思います。主将として部の管理を委任されていますが、基本的に「正解」はなく、最悪週2日オフにも出来るわけです。ある程度自由がある中で初めて「自由と責任」というものを意識し、色々と迷走しながら今までやってきました。僕が葉山で、ひいては塾高で学んだことは残念ながら定期テストには表れてくれませんが、確実に僕の中では育っていると思います。

どこかの会社の人事の人は「慶応内部出身者はとらない」と言い、まるで塾高の存在意義が無いと言っているようにも聞こえますが、点数に表れないところで学ぶことも多々あると思っています。僕の場合はそれらを学んだところが葉山だったわけです。最近1年生も含め、友達と話すことが多いですが部活をただ、「スポーツをする場所」と捉えている人も多く、それに付随して得られることは想像以上に多いことを忘れてほしくないと思ったためこんな長いのを書きました。

実を言うと僕は1年生の時、世界を動かしているのは知能だと思っていたため、「部活とか結局遊びだし、高校生なのに勉強しないで遊んでばっかでいいのか」と考え、いまいち熱中できませんでしたが、それを聞いた翔太がソファでグダりながら言った言葉を未だに覚えています。
『確かに部活は遊びだけど、遊びに夢中になれないやつが将来大きな仕事を出来るわけないだろ』
部活は確かに遊びだし、テストの点数が高くなるわけではないし、自分の時間も取られます。ですが、人生に一度しかない高校時代に1つのことに本気で夢中になった経験というのはきっと無駄にはならないと信じています。

というわけで長くなりましたが言いたいことは一つだけ、みんな高校葉山に入ってくだちい。



なんか夜のテンションで書いたけど将来黒歴史になりそうな気がする。

台風

今日は台風の影響で練習が5時まででした。

明日は休校の可能性があります。10km前で泳がなければいけませんが、やっぱり休校のほうがいいですね。


それでは。